カメラ技術による手荷物識別

 

システムの最も重要な要素は、1Dコードの画像キャプチャおよび全方向読み取りを行うLector®シリーズのイメージコードリーダです。カメラ技術を搭載したALISは、バーコードの識別に加え、自動文字認識 (OCR) および/または映像符号化 (Video Coding) を使用して、タグ情報 (例えば便名) をさらに処理するための画像を供給します。これにより、Baggage Source Message (BSM) を利用できない状況でも、手荷物を即座に手荷物搬送システム内でさらに搬送させることができるようになります。これによりコストのかかるManual Encoding Stations (MES) における作業を大幅に軽減することができます。

カメラ技術によるALISの別の機種は、イメージコードリーダLector65xをレーザベースのバーコードスキャナCLVシリーズと組み合わせたものです。特に既存のSICKレーザシステムは、ハイブリッドシステムへのアップグレードすることにより、性能をさらに拡張させることができるようになります。

メリット:
  • 完全かつ高解像度の画像キャプチャ、オプションで下部からも可能
  • 汚れや損傷のあるバーコード、または印刷状態の悪いバーコードの読み取り結果を改善
  • 文字認識能力 (光学文字認識: Optical Character Recognition = OCR) および映像符号化 (Video Coding)
  • 簡単なコミッショニングと保守
  • シングルホストインタフェース
  • SICKソフトウェア可視化プラットフォームへの統合と包括的な診断機能は予防メンテナンスをサポートし、故障を回避

 

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