Flexi Classicモジュール式セーフティコントローラでは、ソフトウェアなしでロジックを簡単に作成することができます。しかもユーザは、設定を自分のアプリケーションの要件に合わせて調整することができます。ロジック機能の設定はロータリースイッチで行います。このスイッチはモジュールに直に備わっているため、迅速で簡単なコミッショニングが可能になります。個々のモジュール同士の通信を担当する内部バスによって、診断情報がセーフティシステムを介して読み出されます。この製品群にはゲートウェイが含まれています。これは設定したロジックには影響を及ぼさず、上位の非安全制御装置に接続する役割を果たします。ゲートウェイがシステム情報を集めて転送することによって、素早い診断が可能になります。Flexi Classicには、作成したプロジェクト用の配線図を提供する目的で、更に設定ヘルプとしてFlexi Classicコンフィギュレータが用意されています。そして最後になりましたが、多種多様なアプリケーションを効率的に解決するこの製品群には、ミューティング用の特殊モジュールも含まれています。
概要
- ロータリースイッチを使用した簡単な機能設定
- モジュール式で拡張可能
- どのような種類のセンサとも直接配線可能
- 論理接続: AND、OR、ミューティング、バイパス、リセット、外部機器監視
- すべての一般的なフィールドバスへの統合
- Flexi Loopセーフティセンサカスケードの統合
- 難度の高いミューティングアプリケーションのあらゆる要件を満たす特殊ミューティングモジュール