LFP Cubicは、電磁波の時間を測定する方法であるTDR技術を利用した、液体用レベルセンサです。送信されたパルスと反射されたパルスとの時間差から、レベル信号が生成されます。これをセンサが連続した測定値として出力(アナログ値)し、また追加で自由に配置可能なスイッチングポイント(スイッチング出力)をそこから導き出すことができます。LFP Cubicはほぼすべての液体で使用することができます。モジュール式のプローブ設計により、センサはあらゆるアプリケーションに素早く統合が可能です。本センサは堆積物を形成する液体や発泡性の液体にも使用することができます。センサの調整は4個のボタンとディスプレイを使って直観的に行うため、簡単かつ迅速に測定内容に対応することができます。リモートエレクトロニクス、IO-Linkインタフェース、およびチタン製プロセス接続付きバージョンは、多目的な使用のための追加機能となります。
概要
- 液体用充填レベルセンサ
- 機械的な可動部品なし
- 交換・短縮可能なロッドプローブ200 mm~2,000 mm、ローププローブ最大4,000 mm
- 付着物形成に耐性
- プロセス温度最大100 ℃、プロセス圧最大10 bar
- スリーインワン: ディスプレイ、アナログ出力 (NAMUR NE 43準拠) およびバイナリ出力のコンビネーション
- 高い保護等級IP 67、回転可能な筐体およびリモートエレクトロニクス
- IO-Link 1.1