Green Packaging

SICK Green Packaging Image
SICK Green Packaging Image

SICKが活動する理由

固形廃棄物の大半は包装材が占めています。例えば米国では、包装廃棄物が廃棄物全体の30パーセントを占めると推定されています。包装は製品の耐用年数と比べて短期間しか使用されないことが多いため、この数値を下げることは重要です。プラスチックごみを最小限に抑えるために、SICKは再利用可能な素材を使用して環境に配慮したパッケージに取り組んでいます。責任を持って資源を取り扱うことは、SICKの持続可能性戦略を左右する重要な課題です。

持続可能な包装のための革新的なアイデア

弊社では、石油系プラスチックの使用量を削減するため、環境に配慮した包装に継続的に取り組んでいます。そのために、プラスチックを段ボールや紙に置き換えたり、再生プラスチックを使用したりしています。そのほか、プラスチック包装や紙包装をさらに削減することを目指しています。

SICKでは、これらの対策を通してマイクロプラスチックによる環境汚染問題に対処し、輸送時のエネルギー消費量を低減しています。可能かつ妥当である限り、今後は新しいプラスチックを使用せず、リサイクレート (再生処理材料) を使用していきたいと考えています。弊社では有限資源を再生可能なものに置き換えており、再生紙、リサイクレート (再生処理材料)、持続可能な林業に由来する木材などは、今後ますます利用されていくことになります。
早くも最初のプロジェクトは実施されており、通常の2液型フォームの代わりに、より強力な紙を使用して輸送時の保護を行っています。同様に、リサイクル率50パーセント以上の気泡緩衝材を使用することで、安全な輸送を実現しています。標準的なプラスチック包装の代わりに、3種類の大きさのビニール袋を使用することで、このような外袋を減らすことができるようになりました。さらに、包装サイズをより小さく適合させたため、プラスチック消費量だけでなく、全体の包装量も削減されます。これにより、包装から輸送に至るまで、カーボンフットプリントを削減できます。

「Green Packaging」では、健全な環境に責任を持って、包装業者と共に革新的で環境に優しい梱包ソリューションを継続的に開発しています。