ERP、MES、クラウド: 上位システムへの垂直統合
統合機能と一貫性、これは特にインダストリ4.0を視野に入れた場合に、インテリジェントで将来性のある通信構造の重要な特徴となります。これを踏まえてSICKでは、センサのプロセス情報、ステータス情報、診断情報を可視化システムおよび自動化ネットワークに統合するためのオプションを複数提供しています。当社の統合ツールにより、採用されている技術とは関係なく、個々のHMIソリューションへ簡単かつ迅速に統合できるようになります。
システム
ソフトウェア
SOPAS-OPCサーバー
OPC技術は、フィールド装置とWindowsベースのアプリケーション間でのデータ交換を行うために使用されます。OPCは、非決定的通信にのみ適しています。SICKのSOPAS-OPCサーバは、OPC-DA仕様に準拠しているため、Windowsオペレーティングシステム上で動作することができます。当社のOPCサーバは、標準的なデータタイプに加えてメソッドもサポートしており、HMIからSICKセンサへ無制限にアクセスできます。
以下のセンサソリューションをSOPAS-OPCサーバで使用することができます:
バーコードスキャナ、RFID、イメージコードリーダ、2D-LiDARセンサ、トラックアンドトレースシステム、距離センサ、ガス流量計、ガス分析装置、粉塵測定装置、トンネルセンサ
ウェブサーバ
SICKのSOPASウェブサーバは、OPC技術の使用が不可能または望ましくない場合でも、ウェブブラウザを使用できる環境であれば、どこでも利用することができます。ウェブサーバは、純粋なデータ交換以外に、機器を可視化できることを特徴としており、特にビジョンセンサでは大きな利点となります。これはZeroConfig、DHCPおよびUPnPに対応しており、Ethernetインタフェース経由で迅速かつ簡単に通信することができます。IPアドレスに関する詳細な知識は必要ありません。
以下の機器にはウェブサーバが備わっています:
AFM60A、Inspector PIシリーズ、Inspector PIMシリーズ、CLV62x-65x、LECTOR62x、LECTOR65x、RFU6xx
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SICKセンサブログでは、当社の未来への歩みを記録しています。そこでは皆様に当社の理念、革新そして成功をご紹介しています。