利点

From micron to mile – どんな時も活躍するオールマイティなセンサ
産業のあらゆる分野で進行している自動化の波はとどまるところを知りません。その中で最前線に立つのは、SICKの距離センサ、測定・検出ソリューションです。これらはインテリジェントなデータソースとして、ほぼあらゆるアプリケーション向けに正確な情報を提供します。様々な距離や環境に対応可能です。高度に開発された技術と多様なインタフェースを装備しています。様々な分野にわたる業界知識と卓越した革新力を融合させた、全世界でも前例のないサービスポートフォリオをぜひご覧ください。集約された性能と無限の柔軟性を活用し、お客様の成功をお手伝いします。

三角測量は、角度計算による距離測定に基づいています。センサが、検出対象物にレーザスポットを投影します。物体から反射した光は、距離に応じて特定の角度でセンサの受光ラインに当たります。受光素子上のレーザスポットの位置に応じて、対象物の距離を特定することができます。

タイムオブフライト測定 (Optical Time of Flight) では、センサによってライトパルス (レーザダイオード、LED、...) が発光され、反射して受光器に戻ってくるまでの測定時間からセンサと対象物との間の距離を導き出します。

超音波によるタイムオブフライト測定(Ultrasonic Time of Flight) では、センサが発信した音波パルスが、検出対象物に当たって反射します。センサが発信したパルスが対象物に当たり、再び戻ってくるまでの所要時間を測定し、評価し、適切な距離に換算します。
核心を突く3つの技術
将来性のあるインタフェース
複雑な機械環境における生産/制御プロセスをネットワークに接続することは、産業の未来を左右する重要な要素であると言えます。センサインテリジェンスは、物理信号をセンサ情報へと変換する極めて複雑な処理を行うための前提条件です。SICKではインテリジェントなセンサシステムを使用して、ダイナミックにリアルタイムで最適化を行う自律的な産業プロセスをすでに今日サポートしています。信頼性の高いネットワーク通信での重要点は、必要なデータを明確に定義し、これらのデータをネットワーク化されたデータ環境と統合することです。その際、定義されたパス用に正しい通信を選択することが重要な役割を果たします。必要性、インフラストラクチャや環境に応じて、SICKの距離センサはお客様の目的に合った理想的な統合技術を提供します。

IO-Linkは、プラント制御装置と現場レベル間のポイントツーポイント通信の新しい可能性を開きます。シンプルなセンサとアクチュエータは、一貫した自動化ネットワークに積極的に参加するプロセス装置へと進化します。
センサとアクチュエータは、送信機としてはマスタを介して制御装置に状態を報告し、逆に受信機としては信号を受信して処理します。その結果、バリューチェーン全体のプロセスとコストが最適化されます。

Ethernetとフィールドバスを使用すると、関連するすべてのセンサとアクチュエータはセンサーネットワークとして、プラント制御装置と通信することができます。インタフェースのタイプに応じて、いわゆるトポロジと呼ばれる関連機器の様々な階層や配置を選択することができます。
Ethernetとフィールドバスにより、大量データの処理、リアルタイムでのセンサデータの送信、およびITシステムとクラウドへの直接統合を実現できます。

シリアルインタフェースは、制御装置とセンサまたはアクチュエータ間の直接的なデータ伝送に使用されます。
通信中は、すべてのビットがポイントツーポイント接続で個別に順次送信されます。
シリアルインタフェースの主な利点は、技術的な複雑性が低く、システム構造が独立していることです。
常に正しく接続 – 迅速、簡単、効率的
頑強なマルチタレント
短い距離から非常に長い距離まで対応: SICKの距離センサは、屋内/屋外領域の多数のアプリケーションで、超音波、光またはレーダに基づいて測定・検出を行います。どのような環境でも、極めて多岐にわたる表面で、それぞれのタスクに合わせて個別に適応します。粉塵、汚れや霧などの不利な環境条件などが、測定結果に影響を及ぼすこともほとんどありません。

超音波距離センサによる液体やバルク材のレベル制御は、粉塵、汚れ、霧 (ミスト) などの悪環境下でも、材料に依存しないプロセス安全性を提供します。

超音波技術を使用して異なる形状や反射特性を持つ対象物を大面積で検出することにより、機械の柔軟性を最大限に活用できるようになり、信頼性の高い位置決め、存在検知、衝突防止を実現できます。


イントラロジスティクスにおけるSICKのセンサは、あらゆる色のロジスティクスボックスのエッジを高精度に検出することにより、遠くから行うロボットグリッパの最適な位置決めをサポートします。

OD Miniでは、大量生産での装着プロセスを監視するために三角測量技術を採用しています。小さな形状であるため極めて柔軟性が高く、その他多くのアプリケーションでも使用できます。

OD5000は、高精度な測定を行う三角測量センサの上位クラスです。バッテリー製造における高精度かつ迅速なコーティングプロセスをインラインで監視し、大量生産の品質を最適化することができます。