SICKにおける気候・環境保護戦略

環境保護のための活動は、気候・環境保護戦略に基づいています。信条: SICKでは、製品やプロセスに起因する (可能性のある) 環境への影響を企業が利用できる資金の枠内で阻止するか、または継続的に最小化していきたいと考えています。

この際三つの段階を経ることになります:
  1. 回避できるものは回避する。
  2. 回避できないものは削減する。
  3. 削減できないものは最適化する。 
environment

その際、CO2排気量、廃棄物や排水、材料の使用ならびに顧客の現場におけるSICK製品の導入の4つの活動分野に焦点を当てています。

国際的な環境管理 ISO 14001

SICKにおける環境関連のプロセスは、資源保護および排出量制限に基づいて系統的に監視、評価、改善されます。すでに2006年に、ドイツの全国内拠点および製造会社は、DIN EN ISO 14001:2005に従って認定されています。さらにSICKは、全ての国内子会社およびハンガリーの子会社に対して、2007年にDIN EN ISO 9001:2000およびDIN EN ISO 14001:2005に従ったマトリクス認証を無事取得しています。

この国際基準は、水とエネルギー消費量の削減指針であるだけでなく、製品製造における材料消費の削減指針でもあります。
 
system avoid reduce optimize
system avoid reduce optimize
SICKの環境・エネルギー管理

ISO 14001に従った環境管理システムに加えて、2012年よりヴァルトキルヒの主力工場ならびにロイテ拠点、およびSICK Vertriebs-GmbHデュッセルドルフでは、EMAS (Eco Management and Audit Scheme, Verordnung (EC) No. 1221/2009) およびISO 50001 (エネルギー管理) に従って認定を受けています。

いくつかの導入例

solar
太陽光を電気に

2011年に、外部投資家の手によりSICKのロイテおよびヴァルトキルヒ工場の屋根の上に計975 m²の太陽光発電設備が設置され動作を開始しました。SICKでは、このために合計1375 m²を利用しています。SICK AGでは毎年、ほぼ170 kWp、約160,000 kWhに至る発電設備容量を生成しています。

good for the environment
これは環境のためには好ましい展望です!

多くの分野の企業では、効率的生産と資源節約を目指してSICKのセンサを使用しています。SICKはの自社プロセスにおいても、できる限り環境に優しい電気機器を使用しています。水性塗料へ段階的い移行させたことにより、毎年最大3.5トンの溶剤排出量を節約することができます!

electronics manufacturing
電子機器製造ではすべてがロット内にあります

信頼性が高く高性能な電子機器は、SICKセンサの基本です。このような要求の高い製造工程でも、環境に優しい工程を採用しています。すでに2006以来、SICKでは鉛フリーのはんだづけのプロセスの品質が確保されており、新しい開発で利用することができます。