カラーセンサ
CSS/CSX High Speed

保存されている24色を迅速に検出し、高精度な設定が可能

利点

  • 対象物の色が迅速に検出されるため、高いプロセス速度が実現可能になり、生産性が向上
  • スイッチング出力のバイナリコーディングにより最大15色が出力されるため、IO-LinkやModbus®などのインタフェースなしでもデータ転送が簡単に実現
  • 色彩値と色の類似性の出力により、プロセス監視と診断のオプションが拡大
  • IO-Link経由で識別タスク (ジョブ) につき最大24色を保存することができます。これはリソースの節約とプロセス柔軟性の向上につながります
  • このセンサはSOPASソフトウェアのセットアップヘルプを使用して、迅速かつ正確に設定することが可能です。その結果、コミッショニングが簡単になり、プロセス安定性が高まります。

概要

保存されている24色を迅速に検出し、高精度な設定が可能

カラーセンサCSS/CSX High Speedでは、高いスイッチング周波数と高精度の無段階感度調節が大きな魅力になっています。それに加えて、このセンサは色彩値 (L*a*bまたはRGB) のほか、検出された色とティーチインした色の類似性も出力します。革新的なティーチイン方法を特長とするCSS/CSX High Speedは、、カラーグラデーションや構造を有する素材であっても検出します。インタフェースなしでも、この機器のスイッチング出力は「Coded」モードでバイナリコード化でき、最大15色の出力が可能になります。IO-Linkインタフェース経由で識別タスク (ジョブ) につき最大24色を転送し、外部に保存することもできます。しかも、このセンサはSOPASソフトウェアのセットアップヘルプを使用して、迅速かつ正確に各アプリケーションに合わせて設定することが可能です。

概要
  • スイッチング周波数: 13.8 kHz
  • 色彩値 (L*a*bまたはRGB) と色の類似性の出力
  • 「Coded」モードを使用して最大15色を出力
  • 識別タスク (ジョブ) 当たり最大24色が保存可能
  • IO-Linkインタフェース、アプリケーション別のセットアップヘルプを備えたSOPASソフトウェア
  • CSX: 取り付けに関してCS8との互換性あり

利点

カラーグラデーションの高速検出および正確な感度調節

スイッチング周波数13.8 kHzのカラーセンサCSS/CSX High Speedは、高速で動くプロセスに非常に適しています。革新的なティーチインプロセスにより、このセンサはカラーグラデーションや構造化された素材にも問題なく使用できます。さらに、高精度で感度を設定することができます。

迅速な色検出

特に高速での仕分けタスクやカラーマーキングの高速検出などに適しています。

(自然な) 色混合

CSS/CSX High Speedは、テキスタイルや木材、石、革などの天然素材も確実に判別します。

999の感度レベル

カラーセンサのスイッチング公差は、プロセスに合わせて正確に設定できます。これは999の感度レベルによって可能になります。

構造化された材料の高速検出およびプロセスに合わせて正確に設定可能なスイッチング公差

最大15色、IO-Linkインタフェースを使用すれば最大24色まで出力可能

8ピンタイプの4つのスイッチング出力は、「Coded」モードでバイナリコード化されるため、最大15色のカラーをセンサで直接出力することが可能です。IO-Linkによって、1つのジョブで最大24色のカラーを保存することができるようになります。

インタフェースなしでは最大15色まで出力可能

「Coded」モードでは、スイッチング出力をバイナリコード化することで、最大15色の出力が可能です。

IO-Linkインタフェースを使用すれば最大24色まで表示可能

IO-Linkインタフェースを経由して最大24色を並行して転送し、外部に保存することができます。

1台のセンサでプロセスにつき最大24色を検出・仕分け可能

類似色表示および色値の出力表示

CSS/CSX High Speedのディスプレイには、ティーチングした色と検出した色の差が表示されます。IO-Link経由で色値 (RGB / L*a*b) を転送し、保存することもできます。

RGBおよびL*a*b出力

RGB色値の保存と転送以外にも、CSS/CSX High SpeedではL*a*bによりさらなる色空間を提供します。

類似色の検出

センサは、色値の完全一致 (999) から完全不一致 (000) に至るまで、ティーチングした色と検出された色の類似性を判別

CSS/CSX High Speedは、ティーチングした色と検出された色の違いを表示するだけでなく、IO-Link経由で色値の転送と保存を行うことも可能

IO-Linkにより可能性が拡大

SOPASソフトウェアの優れたセットアップガイドにより、カラーセンサの設置は非常に短時間で完了します。さらに、動作中にCSS / CSX High Speedの診断、モニタリング、設定を簡単に行い、効率化を図ることができます。

迅速なコミッショニング

SOPAS画面のセットアップヘルプにより、CSS/CSXは各アプリケーションに合わせて迅速かつ正確に設定されます。

スマートなリアルタイムモニタリング

IO-Linkにより、リアルタイムでの連続モニタリングや迅速な診断が可能になるだけでなく、多くのプロセスデータを得ることができます。

カラーセンサCSS / CSX High Speedは、多くのインテリジェントツールにより貴重なリソースを節約し、予知保全を通してプラント生産性を向上させます。

アプリケーション

技術概要

 
  • 技術仕様概要

    技術仕様概要

    検出範囲

    60 mm (60 mm)

    13 mm (13 mm)

    光点サイズ

    Ø 12 mm

    2 mm x 4 mm

    スイッチング周波数13.8 kHz
    応答時間36 µs
    設定シングルバリューティーチイン, マルチバリューティーチイン
    接続タイプオスコネクタ
すべての技術データについては、各製品をご覧ください。

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