カラーセンサ
CSM

小型、シンプル、スマート

利点

  • 新型の超小型製筐体により既存アプリケーションへ素早く容易に統合できるため時間とコストを節約
  • 改善された機械生産性を目的としてスイッチング周波数を向上
  • 色許容差が幅広いため柔軟に応用可能
  • IO-Link機能による拡張されたインテリジェントな診断と視覚化、さらに簡単で迅速なフォーマット変更
  • 迅速で簡単なコミッショニングが設置時間を削減
  • 1つのジョブで最大8色を区別することによって仕分けプロセスを簡易化

概要

小型、シンプル、スマート

SICKの新型カラーセンサCSMは、そのIO-Link機能と超小型筐体だけでなく、改善された光沢特性を特長としています。CSMは色特性を確実に検出し、取付スペースが制限されている場合に理想的です。センサは色を基に対象物を検出および判定します。小型カラーセンサCSMは、簡単な学習プロセスを経て設定可能で、新しいIO-Link機能によりインテリジェントな診断、視覚化および簡単なフォーマット変更を行うことができます。最大スイッチング周波数が1.7 kHzであることから、CSMは迅速な機械プロセスおよび製造プロセスにも適しています。

概要
  • 新しい超小型筐体カラーセンサ
  • 制御ケーブルまたは操作パネルを介した色の静的ティーチインプロセス
  • IO-Link経由で最大8色まで学習可能
  • スイッチング周波数: 1.7 kHz
  • 検出範囲 12.5 mm
  • M12オスコネクタ付きケーブルによる以前のカラーセンサとの互換性

光学

頑強な光学系

CSMは、その新たに改良された光学系により、RGBの均一性を高め、より均一なレーザスポットを提供することができるたため、測定正確度が向上し、検出が安定します。CSMの光学系は、その新しいコリメーション構造により、より長い検出範囲とより広い公差域を実現します。さらに拡散反射率が最適化され、全体的のパフォーマンスが向上します。
15 mmの長い検出範囲と公差を± 4 mmに拡大したバリエーション、および12.5 mmの安定性を向上させた標準バリエーションが利用可能です。
改良された光学系により、さまざまな色調を高精度かつ確実に検出します。

CSMは、色検出において最適な性能と堅牢性を提供し、最適なマシンスループットを保証します。

Dynamic teach-in and IO-Link

IO-Link、静的および動的なティーチイン

CSMの新しいティーチインアルゴリズムは、静的な1ポイントティーチイン方式と、複数のポイントをスキャンしてより包括的で完全なティーチインを実現する動的なティーチイン方式の両方を提供します。これにより最終的には検出の信頼性と性能が向上します。
他にもCSMのIO-Link機能は、分散型構成の柔軟性と、Smart Sensorプロファイルを介した監視も提供します。
内蔵されたボタンによる直感的なティーチイン方式により、より使いやすく、より簡単に操作できます。

CSMは、その様々なティーチイン機能、リモート設定、監視オプションにより、要求の厳しいアプリケーション分野でも完全な自由度と柔軟性を提供します。

アプリケーション

技術概要

 
  • 技術仕様概要

    技術仕様概要

    検出範囲12.5 mm / 15 mm
    光点サイズ

    1.9 mm x 9.4 mm

    4.9 mm x 10.1 mm

    スイッチング周波数1.7 kHz
    応答時間300 µs 1)
    スイッチ出力タイプライト/ダークオン
    出力 (チャネル)1色 / 8色 IO-Link経由
    設定Teach-in static/dynamic, ET: 動的ティーチイン
    接続タイプ

    オスコネクタ

    オスコネクタ付きケーブル

    ケーブル

    • 1) 抵抗負荷における信号遷移時間.
すべての技術データについては、各製品をご覧ください。

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