利点

多種多様な用途に使用できるSICKの多才なカラーセンサ
カラーセンサは対象物の色を検出します。その際、このセンサは可視領域全体にわたって点検対象物に光を射出し、反射光から色の割合を算出し、その結果をティーチインしておいた基準色彩値と比較します。
SICKでは、色の違いを検出するタスクに適したソリューションを提供しており、スペースが狭い場合にも、迅速なプロセスが求められている場合にも、微妙な色の違いを高精度で点検する必要がある場合にも対応可能です。

間隔が変化する状況で非常に高い色分解能を発揮 – CSS High Resolution
非常に高い色分解能を誇るカラーセンサCSS High Resolutionは、人間の目では区別しにくい微妙な色の違いも検出します。対象物のサイズとセンサとの間隔が変化する場合でも、CSS High Resolutionは色調を正確に分類します。この機器のそれ以外のハイライトとしては、色彩値の出力、フルカラーのTFTディスプレイとIO-Linkインタフェースが挙げられます。このインタフェースを利用すれば、例えば最大24色の同時転送と保存が可能になります。

CSS High Resolutionは、色評価を対象物との間隔に自動的に合わせて行います。これにより柔軟なプロセスが実現します。

センサディスプレイに、色彩値 (RGBまたはL*a*b) ならびにティーチインした色と検出した色の類似性が表示されます。

IO-Linkを利用すれば、センサの迅速なコミッショニング、多数の設定オプションとスマートなリアルタイムモニタリングが可能になります。
CSS High Resolutionの魅力は、色分解能が高く検出範囲が広いことであり、しかもこの高性能が検出範囲が変化する場合でも得られます。それ以外のメリットとしては、色彩値の出力、フルカラーのTFTディスプレイとIO-Linkインタフェースが挙げられます。

1つのプロセスで最大24色を迅速に検出 – CSS/CSX High Speed
最大13.8 kHzのスイッチング周波数を誇るCSS/CSX High Speedは、仕分け工程などでの搬送速度が高い場合やカラーマーキングを迅速に検出する場合に特に適しています。IO-Link経由で、最大24種類の保存されている色と未加工の色彩値 (RGB/L*a*b) を転送し、外部に保存することができます。

13.8 kHzのスイッチング周波数を誇るCSS/CSX High Speedは、プロセス速度が高い場合でも色の違いを識別します。

Durch Verknüpfung seiner 4 Schaltausgänge kann der Sensor 15 Farben ausgeben, mithilfe von IO-Link sogar 24 Farben.

CSS/CSX High Speedは、ティーチインした色と検出した色の違いを表示します。それに加えて、IO-Link経由で色彩値 (RGBまたはL*a*b) を読み出すことが可能です。